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第107話 決戦場は北斗練気闘座!
もう誰も奴らをとめられない!!








      放映日 1987/2/19
      演出  石田昌久
      脚本  戸田博史
      作画監督  増田信博
      美術  市谷正夫








今週のハイライト


タバスコジュースを飲んだラオウが「激辛れぇー!!」と思わず吐き出している光景にも見えますがそれはまるっきりの嘘です。
ケンシロウとの激闘の最中、ラオウが一瞬面白い表情になったので、そのまま 即採用という流れになりました。




第107話 ストーリー


北斗の先達が継承者争いの決着をつけていたという聖地「北斗練気闘座」。 その場所でケンシロウとラオウの最終決戦が始まった。ユリアの命と引き換えに 無想転生を身に着けたラオウは遂にケンシロウと同じ土俵に立つ。 ちゃっかり現場に現れたリン&バットが見守る中、二人は七星点心、天破の構えと持てる奥義の全てを尽くし激闘を繰り広げるのだった。 一方、拳王の部下達はユリアの死より戦いの空しさを痛感し、武器を捨て肉親の愛を選択していた。 結局ユリアを守れなかった海のリハクは自らのダメさ加減に涙しつつも、ユリアの死が世界平和の為に役立った 事を実感する。天空に光り輝く北斗七星を見たリハクはケンシロウとラオウの決戦を見届ける為、自らも現場に赴こうとするのだった。 その頃、ケンシロウとラオウの戦いは膠着状態になっていた。互いに究極奥義を身に纏った今、 他の奥義は使い物にならない。細かい事には拘らず、お互いに無防備で殴りあうガチンコ勝負が展開されるが、 不思議にも二人の拳には憎しみがこもってはいなかった。超能力少女リンは殴りあう二人の中に 幼少時代の彼らの姿が見えていた。でも一般人のバットには全く見えていなかった。 殴りあいながらラオウとケンシロウはユリアに初めて会った時の事を思い出す。 以下、回想シーン。かつて北斗練気闘座でラオウはケンシロウに稽古をつけていた。 当時のケンシロウは道場に入る事も許されていない小童だったが、ラオウはそんな事にお構い無しに スパルタンな組み手でケンシロウを完膚なきまでに張り倒していた。そんな組み手の最中、 リハクに連れられたユリアが二人の前に現れる。生まれた時から感情を持たなかったユリアであったが、ラオウの ガンつけにびっくりして持っていた手毬を落としてしまう。 だが、手毬を拾ってユリアに渡そうとする少年がいた。ついさっきまでラオウにボコられていた 少年ケンシロウである。ケンシロウの優しい瞳を見たユリアは自然と笑顔で答えた。 「おおっ!?ユリア様に感情が戻った!!」と騒ぎ立てるリハク。一部始終を見ていた先代継承者リュウケンは、いずれケンシロウとラオウが 天(ユリア)を二分して戦うだろうと予想する。以上、回想終わり。 膠着状態を破るべく己のオーラを最大限に展開するラオウ。だが、ケンシロウの無想の拳は わずかな闘気の乱れも許さない。ラオウのオーラの中に入り、最後の一撃を放とうするケンシロウの瞳には 涙が流れていた。「もはや次の一撃が我ら最後の別れとなろう」とつぶやき、今まで抱いてきた 長兄ラオウに対する尊敬の気持ちを告白するケンシロウ。それを聞いたラオウは覚悟を決め、自らのオーラを消滅させる。 遂に二人の決着の時が来た。全身全霊の一撃を互いに繰り出そうとする所で次回に続く。





今週の強敵


ケンシロウとユリアのファーストコンタクトです。
最初は無感動少女として登場したユリアも、ラオウのド迫力パワーとケンシロウのほんわかな優しさエナジーに触発され、 普通の少女に戻る事が出来たという過去があったのでした。

いよいよケンシロウとラオウの最終決戦が始まりました。
置いていかれたのにちゃっかり現れて「私達の事も忘れないで」と自己アピールするリン&バットがいい味出してます。
ヒロインユリアはお昼寝中って事で・・・。




今週の北斗神拳


原理不明の拳王ビームでユリアを叩き落すラオウ。
この演出の為にわざわざユリアを像の掌の上にセッティングしていた所を見ると、 意外とラオウはドラマティックな演出が好きだったみたいです。

「♪見つめるわ〜」と山本百合子さん(ユリア)の歌が流れる中、 いよいよ二人の最終決戦が始まりました。
みんな愛の為に赤い血潮を流し、無駄な事だと言いたいけれど貴方は逝くのです。

かつてリュウケンが使った奥義「七星点心」でケンシロウに襲い掛かるラオウ。
人の七つの死角から致命の一撃を叩き込む殺人奥義がケンシロウに迫ります。

ピンチに見えたケンシロウですが、無想の動きでラオウの180度包囲ガチョーン攻撃を全回避します。
無想転生が発動したケンシロウに攻撃を当てるのは、ある意味ガンダムを撃墜する事より難しいと言えるでしょう。

北斗神拳秘奥義「天破の構え」でラオウを迎撃するケンシロウ。
ですが、この後波動砲はブッ放さなかったので、単なる威嚇で終わってしまった様です。

互いに究極奥義無想転生を身に着けた二人。
こうなると他の北斗神拳奥義は全く効果が無くなります。
力と力のぶつかり合いというシンプルな戦い方で雌雄を決する事になるのです。

互いにノーガードで打ち合う二人。
その姿に憎しみは感じられません。
この辺りはコブシとコブシで語り合ってて、個人的には好きなシーンです。

超能力少女リンによると、殴り合ってる二人の中に幼少時の姿が見えるらしいです。
でも一般人のバットには全く見えてません。
バットとリンでは霊力の基本スペックが違いすぎるので仕様が無いと言えば仕様が無いんですが・・・。
まあ、超えられない壁ってヤツです。




次回予告


長き戦いが終わり、男達の伝説はその想いを未来へ繋ぐ。 次回『北斗の拳』、「さらば北斗2兄弟! いま2人は愛と哀しみの果てに!!」

ケンシロウ「ラオウ、貴方は最大の強敵だった」


・さらば北斗2兄弟! いま2人は愛と哀しみの果てに!!




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